会頭挨拶

第118回日本皮膚科学会総会
大会テーマ「継続性ある総会プログラム 笑顔で歩む、皮膚科学と共に!」

会頭 秋山真志
(名古屋大学大学院 医学系研究科 皮膚科学)

2019年6月6日(木)から6月9日(日)の4日間、名古屋国際会議場を会場として、第118回日本皮膚科学会総会を開催いたします。
今回の日本皮膚科学会総会のテーマは、「継続性ある総会プログラム:笑顔で歩む、皮膚科学と共に!」です。専門医を目指す若い先生も、ベテランの先生も、効率よく、皮膚科学の最先端の知識を得られるように、複数年、数年以上の長いスパンで、日本皮膚科学会の総会プログラム検討委員会が日本皮膚科学会総会の内容を提案して行くことになりました。今回の第118回総会から、その継続性ある総会プログラムが始まります。具体的には以下のような、プログラム、コンセプトです。

1)「プレナリーセッションの数を可能な限り増やす」
プレナリーセッションとして、他の機会ではなかなかお呼びすることのできない、特別な講演者をお招きして御講演して頂きたいと考えています。
2)「会期中、常時、英語を使用する会場を1つ以上設ける」
日本皮膚科学会の存在感を世界に示すためにも、海外からの参加者にとっても有意義な総会となることを目指します。
3)「一般演題の一部を、英語の発表とする」
海外からの参加者にも発表の機会をご用意するため、また、国内の若い先生の国際学会での発表への一つのステップとして、一般演題の一部を英語発表とします。
4)「教育講演の一部に公募制を採用」
会員の多様なニーズに対応し、最新のテーマ、内容を教育講演に盛り込むため、教育講演の一部を会員に広く公募いたしました。

また、土肥記念国際交換講座は、スウェーデンのウプサラ大学の皮膚科のAnders Vahlquist教授に、教授のライフワークである魚鱗癬の研究について御講演頂きます。さらに、今回の総会では57の教育講演に加えて、特別企画として、日本皮膚科学会のAIワーキンググループ(委員長、藤本学筑波大学教授)によるシンポジウムとTelemedicineワーキンググループ(委員長、相場節也東北大学教授)によるワークショップを開催いたします。

近年、日本の医療と医療関係者を取り巻く環境は、いろいろな面で厳しくなっています。しかし、そんな閉塞的な社会環境にも負けず、皮膚科学は着実に進歩しています。病因のわからなかった疾患の病因が解明され、治療法のなかった皮膚病の治療法が開発されています。厳しい時代を、「皮膚科学」という明かりを頼りに、若い会員も、ベテランの会員も、笑顔で皮膚科医人生を歩んで頂きたい、そんな願いを込めて、学会サブテーマを「笑顔で歩む、皮膚科学と共に!」としました。専門医を目指して研修中の先生も、大ベテランの先生も、皆様が楽しく学べるような総会を目指します。

名古屋市は比較的交通の便の良いところです。名古屋ならではのA級グルメもB級グルメも多彩です。名古屋大学皮膚科、全教室員をあげて、皆様をおもてなしいたします。是非、第118回日本皮膚科学会総会にご出席下さい。皆様の御参加を、名古屋でお待ちしています。